過去問は最後まで取っておく?

 「大好きな食べ物は最後まで取っておく派」のあなたも、過去問は受験最初期からのお付き合いをお勧めいたします。

 なぜなら、この問題たちがあなたが解くべき問題の最終レベルであり、先輩たちはこの問題を解いて、あなたが憧れているあの学校に合格しているからです。
 「もったいないから最後まで」「いまはまだ早いから」と言っていると、受験序盤~中盤で何となくのイメージで勉強を進めてしまい、大きなロスになるだけでなく、最後の最後に「解けない!」と焦ることになります。

 なんでもそうですが、本番でうまく立ち回るには練習量がものを言います。問題集のように綺麗に練習用に整備されたものから得られる成果は意外と少ないものです(補足:問題集では特段の注記がない場合でも一部カットなどの改題がなされている場合が多いです)。
 完璧に「筋トレ」を行っても、試合そのものに慣れなければ成功はあり得ません。なぜほとんどの受験生が当日うまく問題を解けないのか、その答えがここにあるのです。だからこそ、理数塾暁は「過去問主義」を貫くのです。

 いまはまだ解けなくても構いません、過去問には過去問の、その時期に応じた「お付き合いの作法」があります。とっておきの教材を最後まで取っておくなんて、もったいないですよ!

 そしてなにより、暁にはあなたが1年間、フルに解いても余りあるほどの過去問題集(赤本)、およびその解説教材(プリント)が揃っています。

 特に理系をメインターゲットとした塾では、こういった過去問主体の学習支援体制をとっていることは稀です。暁(あかつき)のいちばんの強みであり、ほかに代えがたいところだと言えるでしょう。

だからこそ、暁は一貫して過去問中心主義なのです。